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もちを喉に詰まらせた時の応急手当5つのポイント

  • 執筆者の写真: ooshima1927
    ooshima1927
  • 2015年2月14日
  • 読了時間: 3分

年末年始の事故として大変多いのが、もちをのどに詰まった事故。

家族団らんが、悲しい事故になりかねません。

とくに高齢者の方は、食べ物による窒息事故が起きやすいものです。

気道は3~6分間閉塞すると死亡することもありますので、予防や応急手当の方法を知っておくと安心です。

のどに物が詰まるというトラブルは、大きく分けて二つ。

食道を塞いでしまう場合、気管を塞いでしまう場合です。

いずれも呼吸に影響が出るほどの状態であればすぐに異物を取り除く必要があります。異物を取り除くにはいくつかの方法がありますが、どの方法を試みるかは状況によって異なります。

まずは落ち着いて、状況を見極めた上での対処が必要です

①ハイムリック法(腹部突き上げ法)

対象者を立たせ、または座らせた状態にし、背後から両脇に腕を通して

抱きかかえます。このとき、救護する人は対象者と体を密着させてください。

背後から抱きかかえた状態で、片手で対象者のへその位置を確認し、もう一方の手で握りこぶしを作り、親指側を上腹部(へそより上、みぞおちより十分に下方)に当てます。

へその位置を確認した手で握りこぶしを作り、手前上方に向かって素早く突き上げます。

※何度か試して効果が無い場合は、背部叩打法に切り替えましょう。

②背部叩打法

救護する人はひざまずき、対象者を自分の方に向け、横向けに寝かす。

手の付け根で、肩甲骨の間を力強く何度も連続して叩きます。

※背部叩打法では、座らせた状態、立たせた状態で行っても構いません。

《異物が詰まってから時間が経過し、意識がない場合》

呼びかけても反応がない場合、あるいは応急処置を行っている途中にぐったりして反応がなくなった場合には、直ちに心肺蘇生法を開始します。

119番通報をして救急車を呼びます。

(※屋外などの場合は周囲の人に通報をお願いしましょう)

気道をしっかりと確保してから、人工呼吸を【2回】行います。

心肺蘇生法の途中で口の中に異物が見えた場合、異物を取り除く。

口の中に異物が見えない場合、そのまま胸骨圧迫(30回)と

人工呼吸(2回)を繰り返します。

家庭でできる応急手当「心肺蘇生法」

《のどに詰まった物が口の中に見えた場合》

のどに詰まった物が口の中に見えた場合、指交差法で口を開けさせ、異物を取り除きます。

指交差法による異物の除去

顔を横向きにします。

親指と人差し指を交差させた状態で、親指を上の歯に、人差し指を下の歯に当てます。

親指と人差し指をひねるようにして患者の口を開きます。

片方の人差し指にガーゼなどを巻き、口の中の異物を取り除きます。

口の奥にある異物は指でとりのぞくのは困難です。かえって異物を押し込みかねないので、無理にのどの奥に指を突っ込まないようにしましょう。

 
 
 

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